Kinako(キナコ)×UNBOX(アンボックス)
ゲームのキャラクターデザインや装画などで活躍中の人気イラストレーター、キナコさん。カラフルでポップなキナコさんの作風とアースダンボールがコラボレーションし、オリジナルプロダクトとしてクリエイターのアイデアを形にしていく。
Kinako(キナコ)×UNBOX(アンボックス)
上のイラストは、今回のオリジナルプロダクト用にキナコさんに描き下ろしていただいたもの。線にボリューム感のある、可愛らしいタッチのイラストだ。このイラストがプロダクトとどのように組み合わさるのか、その製作過程を次ページから詳しく紹介していく。
Kinako(キナコ)
イラストレーター。おもな仕事に、TVアニメ『ガッチャマン クラウズ インサイト』のキャラクター原案、ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』岩融、巴形薙刀のキャラクターデザイン、西尾維新の学園推理小説『美少年』シリーズの装画、乙女ゲーム『鏡界の白雪』キャラクターデザインなど。
Twitter@kamabokoita
担当吉野
新卒入社から現在まで10年以上、アースダンボールで箱を生み出し続ける箱職人。現場で2年間製作を学んだ後、自ら志願し営業職に。製造現場と営業職で培った知識を基に、ダンボールのプロフェッショナルとして社内スタッフの統括業務も務める。他にも在庫管理、材料費、物流など様々な管理業務も担う。見た目通りのおおらかさでアースダンボールを包み込むリーダー的存在。
趣味：家族と過ごすこと 特技：野球。最近は娘に野球を教えています
キナコ×アースダンボールでつくる積み木のようなキャットハウス
猫を飼っているというキナコさんからは、愛猫用の『キャットハウス』というアイデアを出していただいた。箱を積み木のように組み合わせて使うことができるという、オリジナリティ溢れるキャットハウスだ。
- 猫がくつろぐことのできるサイズ感は重要な要素
- 組み合わせて使うためのジョイント部分をどうするか
- 猫が遊びやすいように耐久性も考慮したい
積み木のように組み合わせて使えるという発想がユニークで面白いなと感じました。ジョイント部分をどうするかといった課題もありますが、できる限りイメージに近づけるよう取り組みます。
キナコさんのイメージラフを基に制作したサンプル。最初から原寸大で制作するのではなく、原寸の1/2程度のスケールで試作し、形状やジョイント部分の処理の仕方を検討した。
ボックスの側面には穴を空け、ボックス同士をジョイントできるように処理した。これにより、積み木のように組み合わせることが可能となる。
ボックス同士をジョイントするためのパーツの試作。羽状になっている部分を折ってボックスの穴に差し込み、ボックス同士を固定するという仕組みだ。
プロダクトの詳しい制作過程は
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完成したキャットハウス。写真のようにボックス同士を積み木のように組み合わせて使うことが可能だ。ボックスの繋ぎ方を変えたり、単独で使うなど、アイデア次第で幅広い使い方ができる
キナコさんのカラフルなイラストのイメージをそのまま形にしたような、ポップで可愛らしいキャットハウスが完成。
アースダンボールの工夫により、見た目だけでなく実用性も兼ね備えたプロダクトとなった。
素材としては、ビビッドな色彩を忠実に再現するために白地のダンボールを使用し、強度のあるダンボールでプロダクトの耐久性をより高めた。
また、今回のプロダクトでは樹脂版を用いたフレキソ印刷を採用。
アースダンボールでは『ユニコロール』を搭載した最新の印刷機を導入しており、
従来のフレキソ印刷機では難しかった滑らかなベタ面印刷や
精度の高い抜き文字の表現を行うことができる。
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