loundraw(ラウンドロー)×UNBOX(アンボックス) UNBOXloundraw

大ヒット小説『君の膵臓をたべたい』をはじめ、話題作の装画を数多く手がけるイラストレーター、loundrawさん。
アースダンボールとコラボレーションし、ダンボールを使ったオリジナルのプロダクトを制作していく。
どのようなプロダクトが出来上がるのか、その制作過程から完成に至るまでを見ていこう。

loundrawさんが日頃から描き溜めているクロッキー作品の中から、今回のオリジナルプロダクト用として数点をセレクトいただいた。表情や仕草など、人物の瞬間が印象的に切り取られているクロッキーだ。これらの絵がプロダクトとしてどのような形に仕上がるのか、その製作過程を次ページから詳しく紹介していく。

loundraw(ラウンドロー) loundraw

イラストレーターとして10代にして商業デビューを果たす。以降、住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社)、佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』(AMW)、東野圭吾『恋のゴンドラ』(実業之日本社)など、様々な小説作品の装画を担当。透明感、空気感のある色彩と、被写界深度を用いた緻密な空間設計を魅力とし、担当装画の書籍累計販売数は300万部を超える。また、声優・下野紘、雨宮天らが参加した卒業制作オリジナルアニメーション『夢が覚めるまで』では、監督・脚本・演出・レイアウト・原画・動画と制作のすべてを手がけたほか、漫画家として『あおぞらとくもりぞら』の執筆、アーティスト集団・CHRONICLEでの音楽活動など多岐にわたる。2017年9月に自身初の個展『夜明けより前の君へ』を開催。

Twitter@loundraw

担当舛掛

1年間の営業経験を経て、現在はWebプランナーとして活躍。着任後に任された大型モールの販売運営では、売上実績を半年間で2.5倍まで伸ばすなど、リサーチ力と計画性に優れる。競合・市場調査に基づく商品開発により、売れ筋商品を多数生み出している。営業職で培った専門知識を活かし、Webコンテンツの精度を高め、アースダンボールの推進力を後押しする参謀的存在。
趣味:読書 特技:速読。とにかく本が友達。

loundraw×アースダンボールでつくるデスクトップオーガナイザー

デスク上で作業を行う際、作業道具が散らかってしまうことがあるというloundrawさん。
ダンボールでつくるプロダクトとして、そういった雑貨を整理する収納を考えていただいた。

Point!

  • ボックス内の仕切りによって大小さまざまな雑貨を収納できる
  • 日頃使う収納としての使い勝手の良さも重要
  • 箱に対してイラストをどうレイアウトするかは現時点では未定

ボックスの仕切り板によって用途が広がるというloundrawさんのアイデアは素晴らしいと思いました。イラストをどう組み合わせるかといった現状の課題なども含めて、試作品をつくりながらご提案させていただきたいと思います。

loundrawさんのコンセプトを汲みつつ、かつイラストも映える収納ボックスのアイデアとして、大きな箱の中にさまざまなサイズの小箱を組み合わせるという案を担当の舛掛より提案。

考案したアイデアを基に試作品を制作。大小の四角形のほか、三角形の箱も制作した。実際に形に起こすことで見えてくる課題などもあるため、プロダクトの制作において欠かせない工程だ。

箱の側面部分には凹凸の加工が施してあり、重箱のようにスタッキングすることもできる仕様。これも『さまざまな使い方ができる』というアイデアから発想した工夫のひとつ。

プロダクトの詳しい制作過程は
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FINISH 完成

完成したデスクトップオーガナイザー。loundrawさん手描きの線画をプロダクトの全面にあしらったデザイン。黒い線画に地色のイエローが映える色の構成は、loundrawさんのアイデアだ

loundrawさんからのイメージラフを基に、アースダンボールからの提案や数度の試作品制作の過程を経て、線画を全面にあしらった印象的なデスクトップオーガナイザーが完成した。

収納部分が複数に分かれており、ペンやクリップといったさまざまな小物を収納することができる。

構造として一見複雑なように見えるプロダクトだが、仕上がりを綿密にシミュレーションして設計・加工された一枚のダンボール板を組み立てることで、このような形状を実現している。

また、今回は製品として量産化することを想定して、クリエイターからの要望や試作段階での各種の課題をクリアしつつ、製造コストなども考慮して製作を行った。

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